KawasakiのVersys(ヴェルシス・ベルシス・KLE650CCF)
知る人ぞ知るという、カワサキの海外輸出用、650ccのマシンですね。
モデル名の「Versys・ヴェルシス」は、頂点という意味のラテン語「VERTEX」と、
「SYSTEM」を組み合わせた造語なのだそうです。
ロードバイクとオフロードバイクの中間といった感じで、
『デュアルパーパスモデル』などとも言われているそうですが、
このKLE650・・・実は私は以前に、Kawasaki KLE250アネーロという、このマシンの兄弟モデルに乗っていた事があるのですが、「シート、高かったよなぁ」という記憶があります(^^;
同じKLEというのが入っているこちらのVersys、
気になるシート高は、なななんと840mm!!高い!!
ちなみに、私が乗っていたKLE250のシート高は、805mmだったみたいですので、それより35mmも高い!!高すぎる!!
私、KLE250で、両足ツンツンでした。それより35mm高いって、どうなるのでしょう…。
ここはさすがに海外輸出用のいうだけあって、体格が大きく、脚の長い欧米系のスタイルに合わせて、セッティングされているのだと思います。
これだけの高いと、股下の平均が約78cmの日本人男性。あるいは、平均約70cmの日本人女性(文部省の公式データ)にとっては、足つきの問題がほぼ確実に出てくることになります。
まずはやはり試乗に限りますが、84cmのシート高となってくると、乗らなくても分かるかもしれません…。
見た瞬間に、「高いわ!!」と突っ込んでしまう勢いだと思います。
ただ最近は、こういったKawasakiのVersysなど、海外用に作られたモデルが、日本でも人気が出てくるというケースもあるそうです。
さて、こちらのKawasakiのVersysですが、こういったスタイルのマシンを、
デュアルパーパスと呼ぶみたいです。
デュアルというのは、「2つの」「2重の」といった意味を持つのだそうで、
ラテン語の「デュオ(duo)」というのが、語源らしいです。
そして、「パーパス」というのは、目的という意味ですので、
デュアルパーパスというのは「二つの目的」という感じでしょうか?
バイク屋さんやメーカーさんの解説など、いろいろと調べていると、
ネイキッドとオフロードの、あいの子、中間のような感じかなと思います。
私も実際に乗っていましたが、確かに、ネイキッドっぽい部分もありつつ、
オフロードっぽい部分もありつつ、両方、イケます、という印象でした。
ただ、まぁ、先ほどもさんざん書かせていただきましたが、
シート高はオフロード並みで、非常に高いです。
サスで沈むとはいえ、シート高840mmですので、
よほど身長が高く、脚も長い方でないと、不安になるかもしれません。
基本的には、両足が一応、つんつんのギリギリであっても、
地面にどうにかついているなら、当ショップの8cmUPバイク足つき改善ブーツで、
足つきは改善します。
13cmUPでもよいのですが、おそらくシフトチェンジが困難になりますし、
そこまで高くする必要は、ほとんどありません。
13cmUPは、現在は「AT用(オートマチックトランスミッションのマシン用)」として販売しており、
たとえばゴールドウィングやマジェスティなど、大型スクーター用としています。
下記にもオススメのモデルを掲載していますが、
8cmUPで、つま先がスラリとした、シフトチェンジしやすいモデルで、
なおかつ、バイクの足つきも改善する靴が、最も、オススメです。
もしつま先ギリギリで足つきに不安があれば、バイク足付きPROブーツを、お試しいただければと思います。